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任意売却後に住宅購入はできる?

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もくじ

任意売却後、再び住宅を購入できるかどうか、不安に感じる方は多いでしょう。この記事では、任意売却後の住宅購入について詳しく解説し、再購入に向けた具体的なステップや注意点を紹介します。

住宅購入は可能だが任意売却後は難しい

任意売却後でも、住宅を再び購入することは可能です。しかし、購入までの道のりは平坦ではありません。状況によって異なりますが、一般的に住宅を再購入できるまでの期間は、5年程度かかる傾向にあります。

任意売却によって発生する信用情報の問題や残債の返済が、住宅ローンの審査に影響を与えるためです。任意売却を行うと、信用情報機関にその情報が登録され、通常は5年間保存されます。この期間中は、金融機関が審査を行う際に不利な評価を受けやすく、住宅ローンの承認が難しくなるでしょう。また、任意売却後に残債が残る場合、その返済状況も審査に大きな影響を与えるため、慎重な計画が必要です。

任意売却後も住宅購入できるようになるまで

一般的に、任意売却後すぐに新たな住宅を購入することは難しいです。再び住宅を購入できるようになるまでには、主に以下の要因が関係しています。

信用情報機関への登録

任意売却を行うと、その情報は信用情報機関に登録されてしまい、この情報は通常5年間保存され、期間中は住宅ローンの審査においてマイナスの影響を与えます。金融機関は信用情報を確認し、過去の返済履歴を元に審査を実施します。そのため、任意売却後すぐに住宅ローンを組むことは難しく、5年経過するまで待つ必要があるでしょう。

残債の有無

任意売却をした場合でも、物件の売却価格がローン残高に満たない場合は残債が発生します。この残債の有無や返済状況が、次の住宅購入に大きく影響します。残債をしっかりと返済することで、金融機関の信頼を取り戻し、再び住宅ローンを組むことが可能に。特に、任意売却後に残債を早期に返済できるかどうかが、再購入のスピードに影響を与えるでしょう。

金融機関の審査

任意売却後、住宅ローンを再び組む際には、金融機関は返済能力を厳しく審査するものです。過去に返済が滞った理由や、その後の経済状況の改善がポイントとなります。特に安定した収入があり、過去の問題が解決されていれば、審査に通る可能性は高まります。

一般的には、早くても5年程度かかることが多いですが、個々の経済状況や残債の返済進捗によって異なります。時間をかけて信用を回復させることで、再度住宅を購入する道が開けます。

住宅購入の可能性を高める方法

任意売却後に再び住宅を購入することは可能ですが、いくつかの対策を講じることで、購入のチャンスをさらに高められます。信用情報の回復や金融機関の審査に通るために、以下の4つのポイントを押さえておきましょう。

残債の早期返済

任意売却後、住宅ローンの残債がある場合、その返済が次の住宅購入に影響します。任意売却で高額で売却できれば、残債の返済が早まり、次の住宅購入へのステップも早まる可能性があります。残債の完済は、新たなローンを組む際の重要な要素となるため、できるだけ早期に返済を終えることが望ましいでしょう。

収入の安定化

収入の安定は、金融機関の審査をクリアするために重要なポイントの一つです。金融機関は、住宅ローンの審査時に返済能力を厳しくチェックします。定職に就き、安定した収入を証明できれば、ローン審査に通る可能性が高くなります。特に、長期間同じ職場で働いていると、金融機関からの信頼度も向上しやすいでしょう。

貯蓄の増加

頭金を多く準備することで、住宅ローンの審査において有利になる場合があります。頭金が多ければ、多額のローンを組む必要がなくなり、借り入れ額を減らせるため、審査が通りやすくなるのです。任意売却後は、少しずつでも貯蓄を増やしておくことが、再び住宅を購入するための大切なステップです。

信用回復

任意売却後は、信用情報が一時的に低下していますが、時間と共に回復させることが可能です。新たな借金をせず、残っている債務をきちんと返済し続けることで、信用情報は徐々に回復していきます。信用情報の回復が進めば、住宅ローンの審査でも有利に働くでしょう。

リースバックという選択肢を検討してみる

リースバックとは?

リースバックとは、住宅を売却した後も、その家に引き続き住むことができる制度です。たとえば、住宅ローンの返済が困難になった場合、リースバックを利用することで家を売却して現金化し、ローンを完済できます。その一方で、売却後も賃貸契約を結び、家賃を支払うことで同じ住宅に住み続けることが可能です。売却した家の所有権は他者に移りますが、自身は住み慣れた家を離れる必要がありません。

この仕組みは、不動産投資家や企業が買い手となり、売主は賃借人として住宅を使用する形になります。リースバックは、急な資金調達が必要な場合や、引っ越しを避けたい場合に有効な選択肢となります。また、将来的に状況が改善した際には、買い戻す契約を結ぶことができる場合もあり、柔軟な対応が可能です。

リースバックのメリット

リースバックの最大のメリットは、住み慣れた自宅にそのまま住み続けられることです。任意売却によって住宅を売却する場合でも、生活の場を変える必要がないため、引っ越しの費用や手間がかかりません。家族や子供の学校、職場などを考慮しても、大きな環境の変化を避けられるのは大きなメリットです。

さらに、リースバックによって得られた売却資金を使って、残っている住宅ローンの返済や他の借金の整理に充てられます。このようにして経済的な負担を軽減し、家計の再建がしやすくなるでしょう。将来的に買い戻すオプションがついている場合、経済状況が改善すれば再度住宅を所有する可能性も残されています。

リースバックは、特に任意売却後に新たな住宅をすぐに購入するのが難しい場合に、有効な選択肢の一つとなるでしょう。

まずは専門家に相談しよう

任意売却後に再び住宅を購入するには、専門家への相談が欠かせません。不動産業者や金融機関のアドバイスを受けることで、適切な購入方法や計画を立てられます。

まず、住宅ローンの審査基準についての知識が不可欠です。専門家は、現在の審査基準に基づき、どのような対策が必要かをアドバイスしてくれます。過去の任意売却の影響を軽減するために、具体的な行動計画を立てるサポートも行います。

次に、購入時の注意点や手続きの流れについても、専門家は細かく説明してくれます。これにより、手続きがスムーズに進行し、不要なトラブルを避けることができます。また、任意売却後に残る残債への対策や、返済計画の見直しについても、適切なアドバイスを受けることが可能です。

専門家と連携することで、再購入の可能性を大きく引き上げることができ、任意売却後の住宅購入がより現実的な選択肢となるでしょう。

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※北海道住宅ローン救済センターのサイトは閉鎖されているようです。(2022年1月追記)

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