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任意売却の必要書類とは?

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もくじ

任意売却に必要な書類について、具体的な内容と準備のポイントを解説します。

改めて任意売却とは?

任意売却とは、住宅ローンの返済が困難になった場合に、債権者と協議して物件を市場価格で売却し、残債務を整理する方法です。競売とは異なり、売却価格を自分で設定できるため、残債務の減少や生活再建がしやすくなります。また、売却プロセスも透明で住居の引渡しまでの期間を調整できるメリットがあります。

任意売却の必要書類一覧

任意売却を成功させるためには多くの書類が必要です。それぞれの書類の役割と準備方法について説明します。

身分証明書

身分証明書は、本人確認のために必要です。一般的には運転免許証やパスポートが用いられます。これにより、取引の信頼性を確保します。

印鑑(認印・実印)

認印と実印の両方が必要です。実印は市町村役場で登録されている印鑑で、重要な契約書類への押印に使用します。認印は日常的な書類に使います。

印鑑証明書

印鑑証明書は、実印の登録を証明する書類です。市町村役場で発行され、3か月以内のものが有効です。実印とセットで提出します。

登記識別情報(登記済権利証)

登記識別情報は、不動産の所有権を証明する書類です。登記済権利証とも呼ばれ、売却時に所有権の移転をスムーズに行うために必要です。

購入時の売買契約書

購入時の売買契約書は、物件を購入した際の契約内容を示す書類です。これにより、取引の履歴を確認できます。

重要事項説明書

重要事項説明書は、不動産取引における重要な情報をまとめた書類です。物件の詳細や法的な制約について説明されています。

建築確認申請書

建築確認申請書は、建物が建築基準法に適合していることを証明する書類です。新築時に申請され、役所から交付されます。

間取り図

間取り図は、物件の内部構造や部屋の配置を示す図面です。購入時に不動産会社から提供されます。

固定資産評価証明書

固定資産評価証明書は、市町村役場で発行される書類で、固定資産税の評価額が記載されています。これにより、物件の評価額を確認できます。

固定資産税納付書

固定資産税納付書は、固定資産税の納付状況を証明する書類です。過去数年間の納付状況を示します。

借入返済予定表

借入返済予定表は、住宅ローンの返済計画を示す書類です。金融機関から提供され、残債務の状況を確認するために必要です。

住宅ローン借入時の金銭消費貸借契約書

住宅ローン借入時の金銭消費貸借契約書は、ローン契約の詳細を記載した書類です。借入金額や返済条件が明記されています。

保証委託契約書

保証委託契約書は、ローンの保証会社との契約内容を示す書類です。保証内容や条件が記載されています。

競売開始決定通知書

競売開始決定通知書は、競売手続きの開始を通知する書類です。裁判所から送付され、手続きの進行状況を把握できます。

差押通知書

差押通知書は、不動産が差し押さえられたことを通知する書類です。裁判所や債権者から送付されます。

管理規約書(マンションの場合)

管理規約書は、マンションの管理組合が定める規約を記載した書類です。マンション特有の規則や制約について確認できます。

任意売却の必要書類を場面ごとに説明

任意売却を進めるには、様々な場面で多くの書類が必要になるため、それぞれの書類がどの段階で必要になるかを理解し、適切に準備することが成功の鍵です。以下では、任意売却の各場面で必要となる書類について詳しく説明します。

不動産会社への相談時に必要な書類

任意売却を検討し始めたら、まずは不動産会社に相談します。この段階では、物件の詳細や現在の状況を把握するための書類が必要です。不動産会社はこれらの情報を基に、任意売却の可否や進行方法を判断します。

物件購入時に受け取った書類

物件購入時に受け取った書類は、任意売却の際に非常に重要です。具体的には、購入時の売買契約書や重要事項説明書、建築確認申請書などが該当します。これらの書類は物件の履歴や特徴を詳細に示しており、適正な価格設定や売却のための資料として使われます。

債権者や裁判所からの書類

債権者や裁判所から送付される書類も、不動産会社に相談する際に重要です。競売開始決定通知書や差押通知書など、現在の財務状況を示す書類が該当します。これらの書類を提出することで、任意売却の緊急性や法的な位置づけを明確にすることができます。

媒介契約締結から決済までに必要な書類

不動産会社との媒介契約を締結し、物件の売却手続きが進行すると、さらに多くの書類が必要になります。この段階では、身分証明書、印鑑証明書、登記識別情報などが求められます。これらの書類は、売却の正式な手続きや所有権の移転に不可欠です。

不動産がマンションの場合の必要書類

マンションの任意売却には、特有の書類が必要です。例えば、管理規約書や修繕積立金の納付書などが含まれます。これらの書類は、マンション特有のルールや費用を明示し、買い手にとっての情報提供となります。

不動産会社が用意する書類

不動産会社は、任意売却の手続きをサポートするために、いくつかの重要な書類を用意します。例えば、売買契約書や重要事項説明書の作成を担当します。これらの書類は、取引の透明性を確保し、法的に正当な手続きを進めるために欠かせません。

必要書類はいつから準備を始めたほうがいい?

任意売却の必要書類は、売却の検討段階から少しずつ集め始めるのが良いです。市役所や法務局で発行される書類は平日日中しか取得できないことが多く、他の書類も行方不明になっている可能性があります。一日では揃えられないこともあるので、余裕を持って準備を進めることが大切です。

まとめ

任意売却は、住宅ローンの返済が困難になった際に有効な手段ですが、その成功には多くの書類の準備が必要です。各段階で必要となる書類を理解し、適切に準備することが、スムーズな手続きと成功の鍵です。特に不動産会社や金融機関との連携が重要であり、書類の準備不足が原因で手続きが遅延することのないよう、早めに必要書類を確認し、整えておきましょう。任意売却を検討している方は、このガイドを参考に、必要な書類を確実に準備して、スムーズな売却手続きを目指してください。

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